今回、水耕栽培の種を購入する時の量について、私と同じミスをしないように記事にします。
以前、リビングで愛用している水耕栽培キット「ホームハイポニカPLAABO(プラーボ)」のレビューを書きました。
このPLAABO、本当に優秀で、使い始めてから一度も失敗したことがありません。
あまりに順調に育つので、調子に乗って「種」を多めに補充しようと楽天市場を開いたのが、すべての始まりでした。
注文時の短絡的思考
完全に調子に乗っていました。
注文する種の種類と送料をいろんなページで見ているうちに、「まとめて買った方が安上がり」、「どうせなら、たっぷりあった方が安心」 そんなエンジニア的な在庫確保のアルゴリズムが、ポチる瞬間に暴走したのかもしれません。
「ロロロッサ(赤)」1リットル、そして「ロログリーン(緑)」1リットル。
その時は、1粒あたりで考えると安く買えて満足でした。
しかし、届いた段ボールを開けた瞬間、私は袋のサイズに圧倒されました。
それでも、この時はまだ種を大量に入手できた嬉しさが勝っていましたね。
合計2リットル。 そこにあったのは、よく見る家庭菜園用の小さな袋ではありません。 パッと見は、おしゃれなコーヒー豆の業務用袋のようですが、中身はすべて、砂粒よりも小さなレタスの種です。
購入した量の間違いに気が付いたのは、実際に種をセットした後でした。
完済(使い切り)まで8,333年
早速、水耕栽培キット「ホームハイポニカPLAABO(プラーボ)」にセットです。

「ホームハイポニカPLAABO(プラーボ)」は25個の穴があり、私は1,3,5,7,10,12、と1つ飛ばしの格子状に栽培しています。
なので、合計で12か所、水が落ちる付近は避けるので10か所に栽培します。
スポンジに十字の切れ目を入れ、種を3粒程セットして完了です。
発芽を待たずにそのままセットしてしまいます。1週間程度、霧吹きでスポンジの表面を濡らしてあげれば、後はスポンジの底が水に触れてさえいれば問題ありません。
10か所×3粒=30粒
ここで、ここで初めて自分がやらかしたことに気が付きました。
あれ? 種が全然、全く、1mmも減りません。
気になって、すぐに計算してみました。
在庫量: レタスの種は1,000粒=約1g。1リットルは約500gなので、2袋で合計100万粒。
現在の運用ペース: 我が家のPLAABOで消費するのは、1サイクル(3ヶ月)で約30粒。年間で約120粒。
計算式はこうです。 1,000,000粒 ÷ 120粒/年 = 8,333.33…年
・・・やってもうた。
仮に種の発芽率が落ちないとしても、生きているうちに使い切るのは無理!
ちなみに、ダイソーやホームセンターで売っているレタスの種1袋は1.2mlだそうで、私の2リットルだと、1666袋相当です。(100粒程度)
2袋で110円、1袋あたり55円と仮定して買い揃えたとしたら、
1,666袋 × 55円 = 91,630円
今回、楽天で2リットルを約15,000円で購入したので、約76,000円分も「お得」に手に入れたことになります。
いや~、私ってば買い物上手。
「失敗しない」からこそ起きた、計算違い
なぜこんなことになったのか。
「ホームハイポニカPLAABO」の成功率が高すぎたからです。
普通、家庭菜園といえば「芽が出なかった」「枯らしてしまった」というリスクを見込んで、多めに種を用意するものです。
水耕栽培キットでなく、ハイドロボールを使用した水耕栽培では、種をばらまきで使用するため、多めに消費しています。

しかし、PLAABOは1つの穴に3粒使えば確実に発芽し、立派なレタスに育ってしまいます。
つまり、「種を消費する量が多い」という計算が、このPLAABO上では発生しないのです。 その結果、年間120粒という極めて「低燃費」な運用が可能になり、私の100万粒の在庫は、事実上の「永遠」へと昇華されたのでした。
消費する方法を考える
この大量の種を、通常の栽培方法で消費していては、いずれ発芽率の限界が来て、それこそ無駄になってしまいます。
ではどうするか?
地域の人のために近所の河川に撒いたら、レタスが育って、喜ばれるのでは?
→廃棄物処理法違反(不法投棄)、河川法違反、軽犯罪法違反、外来生物法・生物多様性増進法など
「種」であっても、不要なものを大量に捨てる行為は「廃棄物の不法投棄」とみなされる可能性があります。「うっかりこぼした」レベルを超えているため、悪質と判断されると厳しい罰則(5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、または併科)の対象になり得ます。
NGのようです。空き地も同様です。
yahooフリマやメルカリなどで売る?
1000粒単位(約1g)で小分けにして、送料込み300円〜500円で売る。
yahooフリマを調べると、100粒で300円の出品があります。
廃棄になることを考えれば、量を多くしても大丈夫です。
梱包代を引いても、収入になります。
1g(約1000粒)500円の小分けで販売すると1回265円の利益になり、265,000円の利益になる計算です。(あくまで、計算上の話)
こちらが現実的か。
あとは、広く浅い容器を使ってベビーリーフとして栽培、食用とすれば、1か月程度で収穫できるので無駄なく消費るすにはこちらでも良いですね。
これから水耕栽培を始める方へ:私の「失敗」をリソースにしてほしい
もしあなたが、この記事を読んで「自分もレタスを育ててみよう」と思ったなら、私と同じ過ちを犯さないでください。
普通の人は、リットル単位で買ってはいけないのです。
種の量をAIで計算させる時にも『「種を1リットル買った個人」は日本中にあなた一人かもしれません。』と言われました。
楽天で買うなら、まずはこのあたりの「小袋」から始めるのが、エンジニア的な初期投資としては正解です。
また、この「一生分(いや8,000年分)」の種を、確実においしいレタスに変えるためには、以下のアイテムが必須です。これらは私が実際に使って、一度も失敗していない精鋭たちです。
まとめ:8,000年分の余裕を持って「ぬるく生きる」
脳梗塞を経験してから、私は「未来」というものを、どこか不安なものとして捉えるようになっていました。 でも、目の前にある2リットルの種は、私に「もっと長い時間軸で考えろ」と笑いかけてくる気がします。種を余さないように、長く生きろということでしょうか。
年間120粒。 無理に増やさず、PLAABOにお任せして、ゆったりと収穫を楽しむ。 8,000年分のストックがあるのだから、焦る必要はどこにもないですね。
生活にかかるコストを増やさず、無理のない範囲で、レタスを食べ続ける。 そんな、お話でした。
もし、今「食費が高いな」「何か始めたいな」と感じているなら、私のような「2リットル」の深追いはせず、まずはPLAABOと小袋の種から、スマートに始めてみてはいかがでしょうか。
いつでも暖かいリビング。 そこに、使い切れないほどの、8,000年分のレタスの夢。 やってみると、「未来なんて、なんとかなるか」と錯覚してしまいますよ。
ちなみに、種は空気に触れないようにジップロックに入れて、冷蔵庫で保管しています。


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